ヒトのもあります アイスランドペニス博物館

大昔、文芸書を持ち歩いて高尚ぶっていたサブカル系クソガキだった頃、男性器を「あなたのレーゾン・デートゥル」と表現しているのを見て大笑いをしたことがある。
フロイトを持ち出すまでもなく、男にとって男性器とは大層な存在だ。何せレゾン・デートルだ。たかが一器官を存在理由と言い切れるのだからすごい。だからなのだろうか、男性器にまつわるアイテムの収集家は世界中にいる。日本の秘宝館などもその情熱の一形態だろう。

アイスランドには動物の男性器をコレクションし、博物館を作ってしまった人がいる。アイスランドの中等学校の校長でもあるシグルズール・ハーターソン氏である。
1974年にウシの標本を入手して以降、クジラ目(アイスランドは捕鯨国である)を中心にほ乳類の男性器の標本を200以上コレクションしているという。彼は1997年にアイスランドペニス博物館を設立した。

Icelandic_Phallological_Museum_logo

博物館のロゴ

現在もアイスランドに生息する全ての生物の標本を集めるべく活動中らしい。

ヒトの標本を求めて

この博物館、実は2011年までヒトの標本はなかった。館長も念願だったヒト標本を寄贈したのは1915年生まれのアイスランド人男性で、生前から是非飾って欲しいと契約を交わしていた。

ただ、この標本が展示されるまでにはいろいろとすったもんだがあった。その経緯については『最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション〜』という映画に詳しい。というか、この映画を見て、ここに行ってみたいと思ったのだ。

強烈なのは標本提供を申し出たもう一人のアメリカ人男性だ。彼は自分の逸物に「エルモ」なる名前をつけ、星条旗の刺青を入れている。そして生前摘出してまで標本を博物館に提供しようとまでする。何が彼をそこまで駆り立てるのか、多分分かる人はあまりいないと思うのだが、その執念は館長さえ辟易とさせていた。

エロマンガだと女キャラはち○こ狂いなのがお決まりだが、本当にち○こ好きなのは男の方なのではないかと思う。

参考
博物館公式サイト 英語。
最後の1本~ペニス博物館の珍コレクション~(字幕版)