ヨーロッパでもとりわけ歴史ある都市の一つだけあって、ウィーンにはたくさんの博物館や美術館が存在するが、その中には当然犯罪博物館も存在する。
ウィーン犯罪博物館はウィーンの中心街から少し離れた場所にあるが、コンサートホールなどがある古くて美しい街中にある。建物は元々集合住宅だったところで、これもまた歴史的な価値があるものだという。
スポンサーリンク
警察監修の犯罪博物館
この博物館は元は警察が整備したものらしく、非常に充実した内容になっている。
20部屋ほどある展示室にはウィーンで起きた新旧の事件についての写真や実物の凶器などの捜査資料が多数展示されているほか、中世の処刑や刑罰に関する資料や、事件被害者の頭蓋骨や死刑囚の頭部のミイラなどもあるという。
警察監修なだけあって、事件現場や検死中のかなりグロい写真も多数展示されているらしい。
開館時間は10:00〜17:00で、休館日は月曜日。
案内や解説は全てドイツ語のみだそうだ。せめて英語があればいいのに。
なお、ウィーンには別に拷問博物館が存在する。
参考
Kriminal Museum 公式サイト。ドイツ語。小さい画像だが収蔵物を一部見られる。